涸沢岩峰群トラバース

涸沢岩峰の岩を歩きを交えながら登るマルチピッチのルート。
プロテクションは基本カムやスリング等でとるアルパインチックなルート。
残置も多くないため、プロテクションやマルチピッチの技術が必要。初級者向けではない。
岩と岩の間隔はそこまで離れていない。（歩きのセクションは短い）

１P（花豆スラブ下部）5.5
右側を適当に歩いて登る。

２P（花豆スラブ上部）5.5
左端凹角を登る。
プロテクションはなし。すこし怖い。

３P（第１岩壁）5.7
花豆スラブ上部より踏み跡を１分ほど辿る。
取り付きから登るラインは見えない。
２～３ｍトラバースして短いクラックを登る。
終了点は適当な立木で取る。

４Ｐ（第２岩壁）5.7
第１岩壁より踏み跡を１分ほど辿る。
少し立った出だしを越え、簡単な上部を登る。
終了点は適当な立木で取る。

５Ｐ（涸沢岩峰群４峰）5.6
第２岩壁より踏み跡を１分ほど辿る。
正面の壁を登り、終了点は適当な立木で取る。

６Ｐ（涸沢岩峰群４峰）5.7
正面の壁を登る。
出だし左のクラックラインは少し難しい。
終了点は適当な岩かカムで取る。
３・４峰のコルへは歩いて降りられる。不安な場合は懸垂下降を。

７Ｐ（涸沢岩峰群３峰）5.4
４峰から踏み跡を少し降りる。
正面壁（南面）の右壁（東面）を登る。
出だしは傾斜のない壁を適当に登る。
立木でビレイ。

８Ｐ（涸沢岩峰群３峰）5.7
正面少し右寄りのフェースを登る。
ライン取りが分かりづらいが、右めを意識して登る。
左側のルンゼ状は登れるが少し脆い。
立木でビレイ。

９Ｐ（涸沢岩峰群３峰）5.6
３峰のリッジを登る。
終了点はハンガーあり。
ピークから懸垂下降する。

ここで実質のクライミングは終わり。
踏み跡を辿ると少し大きい岩が現れるので正面を横切り１峰側に降る。
１峰ピークから懸垂下降するか、１峰と２峰の間のルンゼ状を降る。

ガチむりんの中身（2025年 06月 17日）

烏帽子岩左稜線よりも、こちらの方がある気が少なく、全体を通してクライミング要素も濃いので面白い。加えて、景色も360度パノラマでよく、アプローチも近い。秋にまた来たい。

ryuji（2023年 09月 04日）

思ってたよりも歩きが少なくてよかった。簡単だけどロケーションが良いので楽しい。最後の一峰は歩きだし三峰で終わりでいいかなと思った。

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行き方

基本情報

岩場情報	長野県 / 小川山 / 涸沢岩峰群・仏壇岩周辺 / 涸沢岩峰群トラバース
ルートタイプ	マルチ
グレード	最高グレード 5.8 RCC:Ⅵ級－グレードについて
体感グレードの平均	やさしめ平均グレード最高グレード 5.8 投稿記録内訳 5.7 1 5.8 3
記録数	4 記録
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